中小企業にこそおすすめの集客方法が、オンライン広告。誰でも低額から始められるのがオンライン広告のメリットです。前回は中小企業におすすめ!低予算でも効果が出るオンライン広告【広告の選び方編】で中小企業がオンライン広告を始める際におすすめの選び方を紹介しました。今回はより具体的な運用方法を解説します。
低予算の中小企業におすすめなオンライン広告の運用方法①ターゲットを絞る
限られた予算を有効に活用するためには、まず広告を配信するターゲットを明確にします。オンライン広告はテレビや新聞などと違って、デモグラフィックデータ(年齢や性別など)を使ってターゲットを絞って配信設定をすることが可能。ターゲットでない層を広告配信対象から除外することで、無駄な配信を防ぐことができます。
低予算の中小企業におすすめなオンライン広告の運用方法②キーワードのマッチタイプをうまく使う
マッチタイプとは、リスティング広告のキーワード設定に付随して設定する項目です。例えば、リスティング広告で「女性用 プレゼント」というキーワードを入札するとします。その際に「女性用 プレゼント」というキーワードをどれだけ拡張するか、というのがマッチタイプの設定です。「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」の3つから、どのマッチタイプで入札するかを決めます。
さて、本題に入ると、低予算の場合におすすめなのは「フレーズ一致」と「完全一致」です。「部分一致」では、「女性用 プレゼント」というキーワードからかなり広範囲に派生していきます。その結果として、予算不足になることが多いのです。
予算が少ない場合は、まずは「フレーズ一致」と「完全一致」を使いましょう。確実にコンバージョンしそうなユーザーの検索に対して広告を表示できるでしょう。
低予算の中小企業におすすめなオンライン広告の運用方法③まずは手動入札でデータを貯める
オンライン広告では広告配信の「入札戦略」を設定します。昨今は、どの広告メディアにおいても「自動入札」が推奨されています。これは、広告配信によって得られるデータを元に、機械学習を使って成果を最大化するというもの。しかし、中小企業の場合は大企業のような多額の広告予算をかけられません。そのような場合に「自動入札」を使うと、データが溜まらず広告がうまく配信されません。少し手間ですがまずは手動での入札でこまめに運用し、十分なデータが蓄積されてから「自動入札」に切り替えることをおすすめします。
いかがでしたか?少しマニアックな内容になりましたが、オンライン広告は低予算でも配信設定をうまく工夫すると成果を出すことが可能です。大手の広告代理店では、広告予算数百万円〜というボーダーがありますが、株式会社ミハルは少額予算でも貴社のビジネスに合ったオンライン広告のプランニングを提案させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。